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カフェ・ド・ ここあ

カフェ・ド・ ここあ

プレゼント

プレゼント

   「あなたの道を主にゆだねよ。
 主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」(詩篇37:5)

その年のクリスマス前から、神様は私にいろいろなプレゼントをくださいました。

主人が入っていた国際交流会主催のコンサートに、教会の牧師夫人が出演される(チェロ)ので、お手伝いに行き、そこで中国人留学生のP.Yさん、C.Gさんと知り合いました。その日は子どもたちの英会話教室のクリスマス会で、そちらに行く予定でしたが、私は何か、目に見えない大きな力に引っ張られる様な感じで、コンサートのお手伝いに行ったのでした。

声楽を勉強しているP.Yさんが受験のための伴奏者を探しているということで、ちょうどそこにいた私が、彼女の受験のお手伝いをすることになりました。

P.Yさんの受験まで、2ヶ月ほどしかありませんでしたから、準備は大変でしたが、論文の方は主人に見てもらうことにして、練習を始めました。もともと才能も実力もあるP.Yさんでしたが、留学生枠の受験生の中で、たった一人だけ、P.Yさんが合格することができました。

 私もこんな責任のあるお手伝いをしたことはなかったので、いつもいつも神様にお祈りして、神様に助けていただきました。彼女も、私が手を置いてお祈りすると、とても喜んでくれました。教会で歌ってくれたこともあり、教会のメンバーや牧師夫妻も応援してくださいました。神様のお導きと大きな祝福にとても感謝したできごとでした。(現在P.Yさんはプロとして活躍中です)

もうひとつ、私たち家族に、神様は大きなプレゼントを用意してくださっていました。クリスマスが過ぎ、新しい年を迎えて間もなくの頃です。どもたちを遊びに連れて行った帰りにたまたま見に行った新しい団地の分譲地の事がとても気になり始めました。私たちは教会の近くの団地の建売住宅に8年ほど住んでいたのですが、私のレッスン用の楽器をリビングや和室などに所狭しと置いていて狭く感じていたことや、子どもたちの将来の事(通学など)を思うと、転居ということもほんの少しだけ考えることもありました。でも、ローンを払っている最中で貯金も
ないし、近所の方たちにもとても仲良くしていただいているし、ほとんどあきらめかけていましたが、偶然にも、その団地の分譲地は私たちが購入した家と同じメーカーの分譲地だったので「2軒目だから」というこで、いろいろ考慮していただき、中古物件として家を売り出した時には、なんと2番目に見てくださった家族(SHOUの同級生でした!)がすぐに買ってくださることになり、あっという間に転居することが決まりました。

主人も私も家を売り出すまでに随分悩みました。特に主人はとても不安そうでした。貯金もないのに、新しい土地を買って新築の家を建てて、大丈夫なのだろうか?悩むのは当たり前です。私も不安でした。神様のみこころのとおりになさってくださいと毎日お祈りしました。貯金はなかったものの、幸い土地の価値が上がっていので、購入した時と同じくらいの値段で家を売ることができ、ローンの残債を払った残りを自己資金にして新しいローンを借りる事ができました。神様の力としか言えません。

転居する事が決まってからも、私は毎日お祈りしました。まず、家を買ってくださったご家族に祝福がありますように、そしてご近所の方たちが不安にならないように(転勤でもないのに転居すること)、そしてそれぞれのご家族に祝福がありますように、新しい団地の方たちと も仲良くできますようにと。

こうして、神様のお導きと大きな力、祝福と恵みにより私たち家族は新しい場所の新しい家に転居することになったのです。

                         



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